読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

日々を彩る

毎日の生活にちょっとした楽しみを。

カイジ「命より重い!」お金の話:時に人は金の為に命を断つ

金の為に、人は命を絶つ

この本を読んで初めて知った。日本人は借金しまくっている。

この本によると、日本の消費者ローン利用経験者数は1500万人。

1500人じゃない。1500万人である。

そして、複数の金融機関から消費者ローンを借りている多重債務者は107万人。

知らなかった、、、

多くの人がお金に苦しみ、お金の為に働き、お金の為に生きている。

 

なぜこうなってしまったのか?

日本人の多くはサラリーマンとして会社勤めしている。そして、給料は下がり続けている。原因は諸々あるだろうが、その事実は誰の目にも明らかである。

そして、給料とは労働の原価である。人が明日も元気にあくせく働く為の最低額を労働者に渡しているのである。つまり、お金が貯まるわけがないのである。

 

人の性質を知っておく!、、だけでは足りない。

給料は増えないにもかかわらず人は浪費、豪遊をする。

原因は以下の2点である。

・顕示欲

・満足度が低下していく人の心の性質

まず顕示欲。人は、他の人と比べて少しでも見栄を貼ろうとする生き物である。かっこよく思われたい、最新の物を持っていたい、いいとこに住みたい、などなど。本当に必要かどうかもわからない物にまで無駄にお金を使ってしまう。

そして、人の満足度は低下していくという心理。一本目のビールは二本目のビールより美味い。つまり、同じ満足感を得る為には、さらにお金がかかるもの(より美味しいとされているビール)を買うしかない。

こうして、人はお金を貯めることもできず、見栄を貼って、さらに前以上の満足感を得ようと浪費していく。

さらに、人は使うお金の額が大きくなるほど、1円を軽んじていくのだ。298円のお菓子を我慢して198円のお菓子を買うくせに、20000円のコートを我慢して15000円のコートにしようとしない。アホなのである。

さて、こうした人の性質を今知った。

じゃあもう大丈夫!

、、、という簡単な問題じゃない。

なぜなら、企業はその人の性質を理解した上で、あの手この手を使って人にお金を使わせようとするからだ。

例えば、消費者ローンもそうである。みな借金はダメと知っている。でも、有名なタレントをCMでバンバン流し、ちょっとだけなら大丈夫、あなたの味方と刷り込んで、簡単にお金を借りるようにしている。実際に1500万人もの人が消費者ローンを借りているのだ。

知っているだけじゃ足りない。

じゃあどうする?

 

お金を自分で守る為に

まず、借金の仕組みを知ろう。よくわからないのに借りるのはただのアホだ。

元金均等返済と元利均等返済どちらかを提示されたらどちらを選ぶ?

単利と複利の違いは?

なぜクレジットカード会社はリボ払いを勧めているの?

 

知識を得よう。人に頼っているだけでは守れるものも守れない。

サンクコストを知ってるか?機会費用を理解しているか?

経済学的に正しいお金の使い方は、「1円あたりの満足度が高いものに使う」ということ。

買い物をする前に、特に高いお金を払う時、ちょっと冷静に考える癖をつけてみてほしい。これの満足度はどれくらいかと。この値段は自分の労働時間と同等の価値があるのかと。

 

結局は、、

節約に節約を重ねても、たいした額にはならない。老後も安泰とはけっしてならない。

じゃあどうすれば良いのか。

まず、自分の欲をコントロールする術を見つける。自分の欲を駆り立てるものに出会わない仕組みを作る。

そして、自分がどこに行っても、どんな仕事でも生きていける自信をつけていく。いつクビになるか、いつ会社が倒産するか、そんな心配がいらなくなるような変化に強い人になろう。

 

これはカイジ「命より重い!」お金の話をさくっとまとめた読書忘備録である。